秋の紅葉と天竜川ダウンリバー(後編)

鵞流峡2日目

いよいよ本日はダウンリバー2日目、私が意識を失っている間に決まった本日の予定は午前中天竜川のがりゅう峡と天竜峡を下り、阿知川の出会いまで。午後から、阿知川を少し下るという計画。

強殿さんとアサケンさんはテントの片づけをするので、天竜川はパスするという。どうやら強殿さんが私に残るかどうか聞いてきたのは、残るならお手伝いしてという事らしい。片付けの苦手な私に頼んでも無駄というもんだ。片付ける端から散らかしていくかもしれない。逆に迷惑をかけてはいけないので、本当は手伝いをしたい所ではあるが、渋々川下りの方へ行くことにする。

スタートはほっとアップルから。がりゅう峡の入り口はすぐそこである。朝から眠くて仕方がない私は集中力が欠けている。こんな集中力の無い状態で先頭を漕いでるので、後から付いてくる皆が心配だ。どこかとんでもない所へ連れて行ってしまうかもしれない。

昨日3人がフリップした瀬に差し掛かる。私はもう眠くて仕方がないので、瀬をひょいっと避けあからさまなチキンコースをとる。あんまり露骨に瀬を避けたので、後ろから付いてきている真強さんが爆笑。違うのだ、にくしろ兄貴がチキンコースがあることに気が付いていなかったので、チキンコースのお手本を見せてあげたのだ!真強さんが瀬に突っ込んでいくから、後続の皆さんも後に続いて全員瀬に突っ込んでいった。昨日より瀬が潰れていたようで、本日はフリップ無し。私のお手本を誰も見ていないのは納得がいかないが、安全に下れたので良しとしよう。

トンビがのどか

鵞流峡を抜けるとトンビがピーヒョロロととんでいる猛禽類カッコいいなぁとしたから眺めていると、デカいし何か獲物狙っているし、急に怖くなってきた。こいつらが結託して、私の目玉でも狙おうもんなら、突かれて食われてしまうんではなかろうか!?ピヨピヨ言って旋回しているが、目を離したすきに耳とかちぎられるんではなかろうか!?目を離してはいかん、なんせ猛禽類と来たら、私の天敵カラスよりも強いのだ!カラスに頭を蹴られそうになった事があるのが自慢の私なので、そのカラスより強い猛禽類数羽相手では分が悪いんじゃなかろうか!?隊員達に、頭を下げろ!猛禽類の襲撃に備えろ!などと号令をかけている妄想をしながら、そんな猛禽類達に最大限の警戒をしながら進んでいく。

天竜川の獲物を狙うトンビ

天竜峡

昨日のキャンプ地を通り過ぎ、更に少し漕ぐと天竜峡に差し掛かる。今シーズンは紅葉が遅く例年の見ごろより一週間遅い日程だというのに、まだ完全に紅葉していないが、紅葉を見ながら川を下るというのが風情があってよいではないか!ホテルか料亭かの厨房から醤油と出汁の匂いが漂ってきて何やら幸せな空間である。うまそうな匂いと紅葉の中、ユラユラと川を漂う。贅沢な時間だなぁ。日本人に生まれてよかった。

スタート地点向かう車の中で、宮ポン♀が以前天竜峡を下った際、陸からは陰になっていて見えない人気のない川岸で、カップルがチューをしていて、目のやり場に困ったと言っていた。陸からは陰でも川からは丸見えだったらしい。そんな場面が今日も見られるかもしれん!ヒューヒューだよ!と言ってやろうと思う!

ヒューヒューだよ.

いつヒューヒューだよー!と言ってやろうかとうずうずしていたが、紅葉のピークシーズン天竜峡は人が沢山。全然ひゅーひゅーじゃない。橋にも沢山の人だかり。みんなこっちに手を振っている。私いつの間にこんな人気者になったんだろうか?私が川で遊んでいる間にもしかすると、ブレイクしているのかもしれん。この人だかりはみんな私を見に来ているんではなかろうか?ひゅーひゅーだよ!もしかして私アイドルになった?と上カラ名人に聞いてみると「 違うから 」と冷静に否定されてしょんぼり。

橋の下を通るときに上を眺めるのが好きだ。あわよくばパンチらが見られるかもしれんというわけではなく、何か橋という建造物がカッコいいから。そうだ!この橋をパンチラ大橋と命名しよう!本日は漕がなかった、弱殿さんとアサケンさんが天竜川と阿知川の合流部のゴールでお出迎えしてくれた。お片付けありがとうございます。それにしても眠たいのだ。だがまだ午後の部はこれからなのであるが、もう漕ぐのをやめて昼寝をしたい。

天竜川のスタート地点に車を回収に行きがてら、車の中で昼食を食べる。眠たいのにご苦労な事である。車を回収し阿知川のゴールへ戻るとすぐパックラフトをたたみ、今度は阿知川のスタート地点に移動。パックラフトをまた膨らませる。たたんだり膨らませたりするのが簡単にできるのが良いとこととは思うが、こちとら眠くて仕方がないので、面倒くさい。軽トラとか2トントラックとかで回送するのが良いんじゃないだろうか?誰か次買う車はトラックでお願いします。午後の1本は阿知川後半から天竜川と阿知川の合流までのショートコース。さぁ、まあ~1本行ってみよう!

前回の阿知川は増水していたので、最後まで激しく、この辺りでも全く油断ならない川だったが、本日は程よい感じになっている。

前回、店のおやじと仲良くなり、駐車場で車中泊をさせてもらう。 南信ダウンリバー1日目 天竜川市田~時又港 夜中に蚊が紛れ込んで...

岩が出ている為、ヒラヒラと避けていかなければならず、テクニカルで面白い。フッシーは初心者とは思えないほどリラックスして下っている。本当にこの人は何者なんでしょうか。水が右岸にぶつかり川の流れが左へカーブしている瀬に差し掛かる。フッシーは右岸にぶつかる流れから抜け出せず遂にフリップ!身体能力だけで乗り越えられるほど川は優しくないのだ!フッシーに川の洗礼を浴びせることができ大満足である。それにしても眠い。

阿知川の下流のショートコースはあっという間に終了し、見覚えのあるゴールの風景が見えてきた。なんだか物足りないが、眠気は絶好調なのでここらで勘弁してやろう。これ以上漕ぐと今晩のおかずがワヤになってしまう。

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