天竜川支流の万古川を下る

台風発生中により東海地方の川はことごとく増水。長良川も水位が1メーターを越えている。こういう時こそ普段カラカラ渇水でまともに下れない川を下るチャンスである。思いついたのが、天竜支流の阿知川、和知野川、そして万古川である。この川の名前の響きに男どもは色めき立ち、もうこの川を下るしか収まらないご様子である。コロンビアにある川とチリにある湖と合わせて、世界3大イヤラシ河川である。

数年前にアズアズがサニーエモーションのツアーで下ったと言っていたので、さっそくプットインとアウトの場所を教えてもらう。女性の口から、万古川を下ったと言われるとドキドキしてしまう。私の男心を惑わす罪な川である。非常にけしからん。

今回のドスケベパドラーはたるさんと西やんと私の3名。スタートは二軒屋キャンプ場。無料キャンプ場で車が止めやすく川にアクセスも容易。トイレもあり、便器の中にクワガタまでいる。

かわいそうなので西やんが救出

今回は初めての川なので、黒光りクリーク艇、waka のbilly goat出動である。そろそろ下ネタをやめないとグーグル先生に不適切だと怒られてしまうかもしれない。因みに本流の天竜川はコーヒー牛乳みたいな濁流であったが、支流の万古はおしっこみたいな色だった。多少の透明度があったという話。

川相は程よいクリーク。落ち込みは少ない為、険悪なホールもなく小気味よく下れる。ただ、いかんせん初めての川なので、できれば先頭には行きたくないので、たるさんか西やんをイケニエにして様子をみたい所である。

西やんをイケニエにしてたるさんと様子を見ていたところ、西やん沈。1ロール目失敗。2ロール目もトラブっている。これはイカンやつだ。助けに行かないといけないが、人がやられた瀬に同じように飛び込むのは無謀ってもんだ。西やんは自分で生還してくれないかな~。と思っていたらたるさんが飛び出していった。一人残されると寂しいので私も追っかける。たるさんが瀬の直前のエディに入りルートを示してくれたので、私はそのまま西やんを追っかける。幸い、瀬の下はトロ場で、西やんは陸に上がっていた。その心はポッキリ折れていたようだが…

心がポッキリ中折れした西やんはゴールの天竜川合流地点までずっと溜息をつきながら下っていた。

帰り道に恵那で見つけた野内というかつ丼店に入る。このあたりは変わったかつ丼が多いように思う。野内のかつ丼は甘たれに目玉乗ったかつ丼。隣町の瑞浪はあんかけかつ丼が有名。

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