スウィートパドルのレスキュー講習受講しました

川の安全に関する知識を得ることが趣味な私は、まっちゃんと一緒にスウィートパドルのレスキュー講習を受けてきました。ロープを使って他者を助ける訓練と言うよりはセルフレスキューメインの内容でした。まず川で自分が死なない事が重要。私たち以外に4名参加されていて、またカヤックの輪が広がってきました。

午前中の座学

一番時間を割かれたのは、川でのプランニングに関してです。個人的に思い当たる節があり反省です。

+川には3人以上で行きましょう

+止める勇気を持ちましょう、止めると言う人に、根拠のない大丈夫!行きましょう!は止めよう。

+タイムコントロール。早めにスタートしじっくりスカウティングをする。

+今日行く川の基本的なことを全員が共有する。堰堤の数、当日の水位等

あー耳が痛い。川での事故の多くは初めからのプランニングに問題がなかったの?という場合が多いそうです。実に考えさせられる講習内容でした。

午後の実技講習

流れの中を泳いでフェリーグライドをし、向こう側まで渡る。ゲロ吐きそうな位しんどい。川に慣れている、大の大人がライフジャケットを着用して、たかだか10mの本流を泳ぎ切ることをゲロ吐きそうな位シンドイと言っているこの事実。更に私は、赤十字の水上安全救助員の有資格者ですよ。げろ吐きそうな位シンドイのです。河原のバーベキューで酔っぱらった若者が、うぇーい!向こう岸まで泳ごうぜ!なんて言ってライフジャケットも着用せず泳ぐことがどれだけ無謀か。溺れている子供を助けようと川に飛び込むお父さん。子供を抱えて流水を泳ぐのは無理です。人を抱えて泳ぐ泳法があります。プールでもキツイです。普通に泳ぐだけでゲロ吐く川では無理。という事を声を大にして言いたい!ちょっと真面目なこと行ってみました。

赤十字が主催する水上安全法救助員養成講習を受けてみた。かなりきつい講習だったが濃い内容でした。

次は流れの中を流される練習。ラフティングなんかで事前に教えてもらえる内容ですが、非常に大切。流される時は足を川下にしてラッコスタイル。本流まで泳ぎ流され、エディに戻ってくる練習。エディラインを越える時は、川下の手がエディに入った瞬間体を捩り2~3回転するとエディラインを越えられるそう!画期的です。

次はカヤックで沈脱した時どのように流されるか、カヤックの起こし方をレクチャーしてもらい、実際にグループでレスキューのシミュレーションをする。カヤックを起こすのもコツをつかむと簡単に出来る。私沈して流される人役。瀬の中で自ら沈するの結構怖い。皆であれがダメ、これがダメなど意見を言い合いながらの講習。とても為になりました。かなり濃い内容でしたので、興味のある方は是非講習を受けられると良いと思います。

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