本当に今年最後。奈良吉野川パックラフトダウンリバー

毎年この時期になると川のカレンダーをくれる会社がある。一昨年は信州の川、昨年は北海道の川。今年(と言うか来年の)はどこのカレンダーかと楽しみにしていた。とうとういただけたので早速中身を見てみると、なんと遠州辺りの川なのだ。言ったことのある川が沢山載っていて実にウキウキしながら、一年分の川を眺めた。そして来年も部屋に飾ろうかと思ったところで、ふと、私部屋のカレンダーをめくった記憶がないことに気が付く。カレンダーは私の書斎の懸垂バーの裏の壁に貼ってあり、なんと!まだ2019年1月のままだった!という事で、すっかり年末だが、ブログの中では相変わらずの11月なので要注意だ。

関西遠征2日目、奈良吉野川ダウンリバー

しつこい様だが、今はまだ11月24日なのである。外はすっかり寒くなり、クリスマスの音楽がシャンシャン聞こえてくるが、まだ11月24日なのです。

保津川下りのイベントを終え、夜はマーボーさんと奈良吉野川へ移動。2日目は奈良吉野川を下る予定。奈良吉野川は以前、丸三マルコとタンデムのダッキーで下った懐かしの川。どこをどう下ったのか、ツアーだった為全く覚えていないし、パックラフトという遊びを覚えたてで、仲間もおらず、ただ吉野川のいう響きに惹かれてやってきたのです。吉野川って激しい川じゃなかったっけ?お!ダッキーのツアーある、行ってみよーぜ!と言うノリである。今から思えば、完全に吉野川違い。激しいので有名な吉野川は徳島県にあるのだった。覚えているのは、ガイドがイケメンで腹筋割れていた事と、ダッキーはパックラフトと比べて全然曲がらないという事だけ。

関西川下り遠征1日目は秋の保津川を嵐山まで、2日目は奈良吉野川をパックラフトで下りました。今回は大事件発生!

夜は適当に買い出しをし、奈良吉野川でキャンプをする。流石に少し疲れていたようで、真強さんが完全に寝ているのを見て安心してウトウト。

寝ぼけて、「上カラさん遊船が来てる!逃げて!」と言ってむくっと起きた記憶が何となくある。どうやら夢の中でも川下りをしていたようだ。

朝、テントを片付ける真強さんがキャーキャー大騒ぎしている。アイドルグループでも川にやってきたんだろうか?白い歯を輝かせながら、芸能人は歯が命!とでも言っているに違いない。と思ってサイン色紙の代わりに割りばしの紙を握りしめて、様子を見に行くとテントの中にカエルが居るという。クマが一緒でも平気なのに、カエルでキャーキャー言うなんて、意外とかわいらしい。

カエルを捕まえると、手からぴょーんと飛んでいった。思わず、反対の手を着地地点に滑り込ませるとカエルが手のひらに着地。お!この遊び面白い。こっちの手からぴょーん。もう一方の手に着地。永遠に遊んでいられそう。お釈迦様も孫悟空にこんな趣味の悪い遊びをしていたのか。カエルの方はさぞかし困惑した事だろう。

スタート地点には別のカヤッカーも居て一緒に下る。どうやらマーボーさんの知り合いでナラヨシの主らしい。私もいつかヌシと言われたいものだ。今のところペットの飼い主か世帯主くらいだ。そういえば、前の上司が私を呼ぶときオヌシと言ってたような。武士か!

ナラヨシは激しい瀬も無いので、ストリームインやエディーキャッチなど基本トレーニングをしながらのんびり下る。

チャゲ殿さんは昨日は完全に弱殿さんになっていたが、本日はイケイケの強殿さんになっている。2日目は調子が出てくるそうだ。マーボーさんがエディキャッチもできてるし、強殿さんうまいじゃないですか!と言っていた。昨日の楽しい瀬をすべてパスする様子を見て言っているのでしょうが、違うんです。メンタルの問題なんです。だからもうこの先に瀬なんかないよ!ダイジョウブアルよ~と言って騙したらいいのだ。

上カラ名人は瀬に入ると、後傾になるのが課題らしく、本日は後傾にならない様常に背筋を伸ばして漕いでいる。私は、スプレースカートを付けるのが面倒になり足を投げ出して漕いだり、スタン側の膨らんだところに座って漕いでみたり、SUPのように立って漕いでみたり、だらけきっていたので、まじめな上カラ名人に関心してしまう。シートがあると後傾になるからと背もたれの空気を抜いてしまう徹底ぶりである。でも背もたれ足で踏ん張った時に、突っ張れなくない?と聞くと船の中で胡坐かいて何やらヒザで踏ん張っているから問題ない?ようなことを言っている。斬新!

普通、足元に荷物を入れたり、フットブレースなどを置いて足で踏み込んで踏ん張る。踏ん張った時に体が後ろにズレないようにシートがあるのだが、全然違う踏ん張り方を何やら説明してくれたが、あまりの衝撃にほとんど聞いていなかった。

マーボーさんが以前下ったのはここら辺からじゃない?であそこのキャンプ場でバーベキューしたんじゃない?という。確かに見覚えがあり懐かしい。川の様子は若干変わっているが間違いなくこのコースである。

その後も若干の瀬はあるものの、ノンビリ下って終了する。

私の川シーズンも今年はこれで終了である。今年も沢山川下りをして、沢山の良い出会いがあった。皆さんありがとうございました。そして何とか今年中にブログを書くことが出来た。年賀状も大掃除もしていないのに、ブログを書いている私を家族が冷たい目線を投げかけてくるが、これから、寒い冬山シーズンが始まるので、冷たい目線で寒さに慣れておこうと思うのだ。

また来年も引き続きよろしくお願いします。

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