新年あけましておめでとうございます。2020年になりましたが、話は12月の頭の話。私のブログは一か月遅れです。12月最初の日曜日に和歌山へ行きサイクリングをしようと Mr.J と約束をしていたのだが、前日に息子が突然レゴランドに行きたいと言いだした。
私:明日は友達と自転車乗る約束をしているから来週な!来週連れてってやるよ。
息子:明日が良い!来週ではおそい!
私:でももう約束してるんだよ。
息子:そんな約束破ればいいじゃん。連れってってよ!
妻:こんなに行きたいって言ってるよ~
皆して無茶をいう。どうしても約束を破って明日行きたいのだそうだ。レゴランドにはたいして興味が無いのだが、川のシーズンが終わり、これから冬のシーズンに入るとほぼ家に居なくなるので、ここはご機嫌取りの為にも連れて行っておくべきか悩む。大人が約束を破るのはどうかと思うが…
そんなやり取りの最中、 Mr.J から明日5時に迎えに来てとLINEが入る。空気の読めないやつだ。自転車は何時でも乗れるじゃないかと、結局押し切られ、 Mr.J にゴメン、明日は急用で行けなくなったと連絡。 Mr.J は明日は天気も良いので最高なのにーと言っていたが、急用なので仕方があるまい。来週に延期という事で納得してもらう。
翌日、朝から出かける準備をしていると、息子の様子がどうもおかしい。いつもダラダラしているのだが、いつも以上にダラダラしている。こいつ、体調悪いんじゃねーか?と思い、体温を測ると38度もある。あーこりゃ駄目だな。今日は中止!と中止宣言をすると病気じゃないから大丈夫だと言って泣き出したが、泣きたいのはこっちである。
月曜日に Mr.J から急用ってどうせ出かけることを奥さんに反対されたんだろう?と言われた。当たらからずも遠からずだが、子供が病気になってと説明。病気になったのは嘘ではない。
いざ和歌山へ
MR.Jをピックし和歌山へ。和歌山はカヤック王国であると同時に自転車天国でもあるらしい。車の通りも少なく、温暖な気候で自転車には最高である。本日は海沿いから山へ入り川沿いを走るコース。山も川も海までの堪能できる欲張りコースである。道の駅くしもと橋杭岩からスタートし潮岬を一周した後、山間部を走り古座川の一枚岩へ。そこで折り返し、川沿いを走ってスタート地点へ戻るやく100キロのコース。
スタートの道の駅くしもと橋杭岩に到着し準備をする。気温は12月とは思えない位暖かく、厚着をすると暑い位だ。自転車乗ったら熱くなるしもう脱いでしまおうと、想定よりずいぶん薄着で出発する。海沿いの自転車は大変気持ちが良い。本州最南端で暖かいなぁ、ここが日本で一番暖かい場所か~とおっさん2人ではしゃぐ。潮岬を一周しいよいよ私の好きな山間コース。スプリンターのMR.Jは嫌がっている。
全然話が変わるが、Mr.Jはあるたびに、弱虫ペダルを読んだなら、次はシャカリキを読めという。面白いの?と聞くと、いや大して面白くないと答える。なぜ読めと言うのかよくわからんなぁ。
山間部で凍える
最近靴の通気が良すぎて寒いので、靴のカバーを自作してみた。いらない靴下を靴にかぶせただけだが、多少は暖かくなるのではなかろうか?
スタートが暖かかった為、すっかり騙され薄着で出発した私であったが、山間部に入ると気温がグッと下がり寒くて仕方がない。よく考えたら、もう12月なのに私はなんでこんな薄着なんだろうか。自作シューズカバーも車に置いてきてしまった。川下りの時も私は何時も何着ていこうかと悩むが、一枚余分に持っていけば何とかなる。自転車の方が着るもの難しいことにぶるぶる震えながら気が付く。あーーーさむい。坂をシャカリキに漕いで体を温めるしかない!
古座川の一枚岩
本日の見どころ2つ目の古座川一枚岩。立派な一枚岩。カヤックのスタート地点で有名で、来年は行こうね!と皆と約束をしていたが、自転車で来てしまった。
ここで折り返し、古座川を下流に下る。途中古座川の支流である小川と合流。小川も川下りで有名で、古座川より更に水がきれいらしい。名前が少しかわいそうだが、この世界では有名な川なのである。今年の6月ごろ行こうと思ったのだが、アユ釣りが始まると川下りが出来なくなってしまうという情報をみて断念した小川。 Mr.J に小川も寄ってかない?と提案すると、もともとそのつもりだったようだ。川の皆さんには悪いが、事前調査と思って小川の上流を目指す。小川の上流には滝の拝という和歌山県指定記念物の滝がある。
事前調査終了である。古座川も小川も十分堪能した。正直な所、見どころは見てしまい、大きな瀬も無いので、もう満足してしまった。皆には大変申し訳ないのだが、来年の古座川ツアーは中止になる見込みである。なぜなら、私がもう満足してしまったので。
スタート&ゴールのくしもと橋杭岩は国の天然記念物に指定されており、夕日が当たると美しいそうだ。少し早めに到着し、夕日が沈むのをおっさん二人で眺める。ロマンティック!