燕岳から槍ヶ岳へ表銀座縦走①

夏季休暇満喫計画!

7/24~7/28まで夏季休暇で5連休。さて何をしようかと考えた。平日の3日間誰も遊んでくれない。危険なので一人で川には行かないことにしている。一人でできる危険な遊び、そうだ!山へ行こう。以前から行きたいと思っていた燕岳~大天井岳~槍ヶ岳をいく所謂、表銀座を縦走することにした。ついでに土曜日にサニエモのツアーでも入れておこう。最後の日曜日はボートの練習予定なので、これで予定はばっちりである。

1日目 中房温泉から燕岳を越え大天井岳まで歩く

7/23仕事を終え、その足で一路穂高駅の無料駐車場を目指す。綿密な調査によると、この駐車場から中房温泉まで凡そ5時頃にバスが出ているようなのだ。夜のうちに駐車場にたどり着き、車の中で寝ていれば、バスに乗り遅れることもあるまい。朝5時のバスに間に合うようにゴソゴソと準備をしていると、タクシーのおっちゃんが声をかけてきて、相乗りになるがタクシーどうかと聞いてくる。そいつは有り難いが、まだ準備中だけどいいのかしら。引き続き準備していると、残り3人も集まったようで、タクシーの前で待っている。こいつは参った。大慌てで準備をする。何とか、準備を終えタクシーに乗り込む。危機一髪である。

タクシー代はバス代と同じ1人1700円。ともあれバスよりも早く乗れたのでラッキーだった。梅雨が今日から明けるかどうかという微妙な日程で、天気も大変読みにくい。初日は曇り、2日目は雨?みたいな微妙な予報。登り始めは青空は見えない。

中房温泉登山口から燕岳まで

第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチを越え合戦小屋に到着。合戦小屋で有名なスイカを食べる。私は有名、限定、先着という言葉には大変弱いのである。ここらあたりで少し青空が見え始めた。そのせいでスイカは逆光になってしまった。

スイカは甘くてとてもおいしい。乾いた喉には大変ありがたい。種は地面に捨てずに皿に出してと言われたが、そんなこと一切無視してやった。種ごとボリボリ全部食ってやりました!自然を愛しているので、ゴミは極力出さないようにしてやりましたよ。盲腸になったらどうしよう…もう盲腸無いんだった!

合戦小屋を後にし燕岳を目指すと、空はどんどん晴れてくる!頭の中で、サンシャイン何某の声が聞こえてくる。イェ~イ‼空前絶後の、超絶怒涛の悪魔超人!自然を愛し、自然に愛された男!ジャスティス!私の頭上は常に晴れなのだ!

昼前に燕山荘に到着。3泊4日の計画の場合、燕山荘に宿泊するようだが、私には時間がないので燕山荘に荷物を置き、駆け足で山頂を目指す。燕山荘から頂上までは30分程度。花崗岩の稜線を歩く。頂上は標高2763メートル。

イルカ岩
めがね岩

燕岳から大天井岳まで

燕岳を出発し大天井岳までの稜線を歩く。雲がドーナツ状にかかっている。私の頭上は晴れている。自然を愛し、自然に愛される男なので、私の頭上は晴れなのだ。

大天井岳の雷鳥

大天井岳山頂付近の大天荘が本日の目的地。残り400メートルが大変しんどい。フーフー言いながら歩いていると、目の前にライチョウが出てきた。とてもかわいい。キューキューいう鳴き声が堪らなくかわいい。これは皆メロメロでしょうね。ライチョウに癒されパワー全開になった私は、何とか目標の時間で大天荘に辿り着くことができた。私の足も捨てたもんじゃない。なかなかやるじゃないか、私。

大天荘テント場
大天荘

大天荘でテント泊(1000円)の手続きをして、テントを設営。場所は指定されないので自由に好きな場所に設営できる。ここで大変なことに気が付く。朝タクシーの運転手に急かされたので(実際には急かされていないが)履いていたサンダルを慌てて登山靴に履き替え、そのまま持ってくるのを忘れてしまったのである。慌てて、登山靴を脱いでサンダルに履き替えなかっただけまだましかと思い諦めて、登山靴を四六時中履いている事に腹をくくる。これ以上足が臭くならなければいいが…

テント場にテーブルが3つ程あり、おっちゃんが二人で酒盛りをしていたので、参戦。隣のテーブルの山ガール3人も交えダラダラと飲み始める。1本500円のビールがスイスイなくなっていくから不思議。おっちゃんの内一人は稜線をどう繋ぐか考えるのが趣味だそうで、マニアックな登山をしているという。帽子も被らず登山しすぎて直射日光を浴び続けた頭が禿げたそうだ。もう一人のおっちゃんは登山を始めて6年。メタボがなくなったそうだ。帽子を被らないと禿げるので帽子を被っていたら禿げたそうだ。なすすべ無しだ。

ダラダラと飲んでいたが明日もあるのでお開き。必要以上に食い物をもってきて、荷物が重いので、そろそろ荷物を軽くする必要がある。おなかにはビールが5本くらい収まって、腹は減っていないがメシを作ることにする。

初日山メシ

初日はマーボー春雨とアルファー米。水多めに春雨を作り、春雨食った後にアルファー米を投入。水多めに作ったのは単なる失敗。水が多かったので汁で雑炊を作ったのである。どんまい!割と食えた。絵が汚いので写真は無し。

1日目の行程

  • 05:30中房温泉登山口より登山開始
  • 06:00第二ベンチ
  • 07:00第三ベンチ
  • 07:40富士見ベンチ
  • 08:10合戦小屋
  • 09:30燕岳山荘到着
  • 10:10燕岳山頂到着
  • 14:30大天荘到着

燕岳から槍ヶ岳へ表銀座縦走②へ

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