連休に最大級の台風19号がやってきた。果たして川に行けるのか?

10月14日(月)体育の日、15日は何故か会社が休みで土曜日から火曜日まで4連休。マーボーさん達と吉野川の大歩危に行く予定。どうせなら、金曜日に移動しようと午後半休を申請。またまた、ボートのオリンピック予選だと嘘をつき、渋る上司を騙して首尾よく4.5連休をGETする。土日は大歩危、月曜日は穴内川でも行こうかと夢が膨らむ。

最強台風19号が発生!週末に本州上陸か!?

どう考えても週末は台風直撃。私の4.5連休を返してほしい。土曜日昼に出発すれば四国へは行けそう。ただし、夜キャンプするつもりだった為、宿が無い。台風の中難民になるのは避けい。土曜日は台風が関西付近にいるため、台風に向かって移動するのは避けたい。非常識な私がたまには常識的に考え泣く泣く吉野川を断念。

一日目、亀尾島川に遊んでもらう

12日土曜日は家に籠りじっと台風が過ぎ去るのを待つ。テレビは台風情報ばかり。あまりに退屈で眠くなり一日中寝て過ごす。13日日曜日は台風も中部圏から過ぎ去り、天気も安定。岐阜の川は水位も上がっていない。どうやら郡上辺りはほとんど雨が降っていないらしい。行先は長良川の支流、亀尾島川に決定である。真強さんを呼びつけ、一路亀尾島川へ。

さて、ここで由々しき問題が発生している。結論から申し上げると、残りの3日間は色々な川で遊びつくしたのであるが、3日間楽しく遊んだ結果、初日の亀尾島側の記憶が塗りつぶされてしまったのである。最近記憶力がヤバいという話を真強さんに話をしていた端からこんなありさまで、ボケ老人という不名誉なあだ名をつけられたが、謹んで辞退させて頂きたいので、必死に絞り出すことにする。どれだけ、記憶汁が絞れるか、混ぜ物無しの記憶汁が楽しみだ。因みに、亀尾島川という名前がすでに出てこなかったのは出来れば内緒にしておきたかった。

グーグルマップと情報収集の結果、堤下辺りからスタートし、長良川まで漕ぐルートが一般的な模様。旅人Sさんに聞いてみると詳しい場所を教えてもらえた。更に上流も面白いかと思ったが、エキストリームカヤックのフィールドらしい、カヤックショップスピリットのブログを読んでもヤバそうなので、今回は止めておこうと思う。頭を打って物忘れがひどくなったら困る。

台風が抜けた後の天気は最高に晴れ渡り、雲一つない。綿あめ製造機みたいに、台風が雲をくるくると巻き取って関東方面に抜けていったと思われる。最高の川下り日和である。関東、東北各地で川の被害が相次いでいるようだ。母親から、まさか川下りとかしてるんじゃないだろうね!とラインが来ていた。まさか川なんて下るわけないじゃないさ。ねぇ。

※亀尾島川の水位:0.95m 前日から+15cm。水位の大幅な上昇の無い事を確認し安全に十分配慮し川下りをしています。

亀尾島川の水位は少な目だが、程よい瀬が続き大変楽しい。瀬の後にはトロ場があり万一フリップしても何とでもなりそうである。水質は流石は長良川の支流である。とても綺麗でうっとり。

向かいに先の見えないカーブが見える。私の危険センサーが反応し、スカウティングをする。S字カーブからのドロップ。落ちた先には岩が出ていていやらしい。スカウティングせずに行けば行ける気がする瀬もスカウティングをすればするほど、弱気になってくる。まだ初日なので、怪我をしないようにやめておこう。ここはポーテージを選択。勇気ある撤退である。流されて、ニュースになったら大変だ。日本中から不謹慎だと怒られるに違いない。常識人ですからね。

亀尾島川S字ドロップ パックラフト

S字ドロップを越えると、それ程ヤバい瀬もなく、サクサクと下り、長良川に合流。第6釣り人位まで遭遇したが皆さん優しく、トラブルもなく下れた。我々は昨年、長良川で釣り師に怒られるトラウマを抱えているので、釣り師にはにこやかに、それでいて下手にとにかく刺激をしない作戦が功を奏したようである。

2019年10月 癒し系の亀尾島川をパックラフトで

夜、道の駅で車中泊。ここから歩いて行けるところでいい店はないかと、いつものグーグルマップでお店探索をすると面白そうな店を発見。名物とんちゃん焼きのお店島屋さん。女性店員が超クール。真強さんは生ビールを半分程飲んで、梅酒かなんかを飲んで、2杯も飲んだので酔っ払った!と目が半開きになっていた。

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