八方尾根バックカントリー 無名沢&ガラガラ沢

3/15 マイグラント企画、ばんやクラフト松原さんのプライベートツアーに参加しました。メンバーは東京からパックラフト仲間のうっちぃ、真強さん、真強さんの隣人ターシー、そして先日のJFOに参加していたカッコいい女子、ちーちゃんの五人。

スキー場に行くとすぐに飲みたくなる不思議なおじさんたちの生態に迫る。

うっちぃはスキーもスノボもこなす、アウトドアの達人。キャンプ道具などかなりマニアック。そしてラピュタをこよなく愛する。パズーはボルダリングでオリンピックの金メダルが取れるという名言を生みだした。

ターシーはスキーのインストラクターの資格も持っているスキーの達人。ただの陽気なお兄ちゃんかと思っていたがただモノではない。

今回のメンバーレベル高ぇ。そして今回は私以外全員スキーヤー。私だけスノーボード。

14日土曜日は学校が新コロ小人ちゃんの影響で学校が休みになり、毎日家でゴロゴロしてヒマを持て余している子供を釣りにでも連れて行ってやろうと思ったのだが、あいにくの雨。明日、山とか海とか連れて行ってくれと言われたのだが、お父さんは明日は山に滑りに行くのだ。お前たち滑れないじゃないか!と家に置いてきたので、お父さんは死ぬほど楽しまなければ子供に申し訳が立たない。来週は、四国の大歩危に川下りに行こうと思っていたのだが、さすがに子供が可哀そうになってきた。

14日の夜マウンテンハットに移動し、酒を飲みながら雪山談義をするが、川屋が3人もいると知らないうちに川談義なってしまう所が面白い。道具にこだわるうっちぃのザック、エアバックつき。ガス充填式は一回膨らんだらお終いなのだが、電動式はフル充電で3回だか4回だか膨らむらしい。膨らませてはしゃぐ40歳。これほしい!

八方の名木山リフトから頂上までの片道リフト券を購入。1700円位。モギリ券なので、毎回リフト乗り場で券を見せて乗る。なくしたら大変だよという話をしていたら、うっちぃがゴソゴソやりながら何やら慌てている。リフト券がない…。どうやら落っことしたらしい。( *´艸`)

大丈夫、うっちぃ、各リフト乗り場で買えるから。そうして、うっちぃはリフトに乗る度に余分にお金を支払うことになった。

リフト頂上でビーコンチェック。なんとターシーのビーコン電池切れ。ガイドの松原さん予備を借りる。そこから私はスノーシューに履き替え登山開始。皆さんはスキー板にシールを貼り登る。あれで登れるのが不思議で仕方がない。真強さんに聞くと、毛が生えているからだそうだ。それなら、私のスネ毛でも登れるに違いないな、と思っていると、急斜面で真強さんが上から転がり落ちてきた。やっぱり毛ぐらいでは滑るのだ。

みんな何かしらトラブルがあるので、心配になってきた。次は私かも知れん。

無名沢

所々ウインドパックになっているという。スキーは大変らしいがボードは特に問題がない。雪は少々重たく広すぎて、対象物がない為かスピードが出過ぎているのに気が付かず、ノーズが刺さって転倒してしまう。恥ずかしい。

今シーズンは腰痛のせいで、あまり踏ん張れず、フニャニニャといい加減な滑りをしているので、滑る姿も相当かっこ悪いと思われる。恥ずかしいイカ滑りだ。

無名沢を下りるとトラバースをしてもう一度登り返すとガラガラ沢である。トラバース中、ポールを出しといたほうがいいよと言われたので、スタンバイ。途中で雪に刺した瞬間、壊れかけたバケットが完全に破損。今シーズンは本当に道具が壊れる。

ガラガラ沢

ブー隊長からガラガラ沢は雪崩の巣だ!一度入って見たいが怖くて行けん!と聞かされていた、憧れのガラガラ沢にあっさり来てしまった。ブー隊長に自慢できるようしっかり楽しんでいこうと思う。あんまり自慢しすぎるとぶん殴られるので調子に乗ってはいけない。なぜなら厄年だから。

ガラガラ沢、入り口が急斜面の上カリカリになっており、真下に岩まで見えており恐怖。木の葉でかっこ悪く舞い降りる。そこから岩を通り過ぎたあたりから、滑走!最高に気持ちが良い。こんな広い所を独り占めで滑れるなんて最高の贅沢だ。もう少しかっこよく滑れると尚よい。

下までおりると、みんなが集まってワイワイやっている。ガラガラ沢の斜面を下りたところに大穴が開いており、もう救助されたようだが、穴に別隊の人が落ちていたようである。

そこから、最後沢に向かって下りてゆくが、デブリだらけで滑りにくい。流石雪崩の巣である。

最後の林道

平坦なところもあり、ボードには少々過酷。最後皆に追いつくため、少しスピードを出してすべっていると、右側にみんなでかたまってワイワイ言っている。

突っ込みそうなので、左に避けたところ、左に大穴が開いていてストンと落ちた!!

びっくりしたーーーー!最後のトラブルは私だったか!落ちる瞬間、ガラガラ沢で穴に落ちて救助された人を思った。ひとのときを思うJT!やべぇ死ぬかもーーー。

ワイワイやっていたのは、岩があるよ!穴があるよ!と注意してくれていたようだ。全然聞こえなかった。

最後のイベント、川を渡る。こんなの川に慣れてる我々は楽勝ですよ!ねぇ、真強さん、うっちぃ。とフラグを立てまくって私はヒョイヒョイと岩をとびクリア。だってスノーボードはソフトブーツなんですもん。

2020年3月 ガラガラ沢 小川渡り

二股まで歩いて本日終了。

歩いている時にうっちぃが川に流れ込む幅30センチくらいの小さな流れこみをみて、ボソッとガリバートンネルがあればこの瀬を下れるのになぁと呟いた。そう!それ!それ私も同じことを考えていたんです!やっぱりそうだよね?それこそが男のロマンというもんだ!以前真強さんに同じことを言ったら全然わからんと言われたので、これは男にしかわからんロマンという事で決まりなのだ。

この日、オスの本能に関する真理を発見してしまった。立ちションは障害物に引っ掛けるという事なのだ。だだっ広い場所でも、だれもいなかったとしても、おしっこは隅っこの木に引っ掛ける。犬と一緒なのだ。という事を片付けもせずに熱く語っていたら、真強さんが呆れていた。

これも男にしかわからん真理なのだ!

2020315 八方尾根 無名沢 ガラガラ沢
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク