四国遠征の最終日は吉野川でラフティング。パックラフトでは到底無理だと思われる小歩危の下見です。オーストラリア人が経営しているハッピーラフトさんにお世話になることにしました。
ハッピーラフトさんが紹介してくれたゲストハウス。ハレルヤさん。オーナーのおじさんが大変面白おっちゃんで、味があってとてもよかった。
夜のうちにハレルヤさんへ移動。前泊しました。久しぶりの布団で気持ちよく寝られました。ハレルヤさんは山の上にある為、道がすごい。道幅は以上に狭く脱輪してもおかしくない。ガードレールもなく、脱輪したら谷底に落ちそうな勢い。見たこともないような斜度の坂道を登っていきます。走りながら笑ってしまいました。馬鹿じゃぁ~。
朝、ハッピーラフトさんへ到着。川沿いでOPENな感じがとてもよい。こんな場所が欲しい。理想的な基地ですよ。
小歩危
5/20~9/20の間ダムの水を放出する為、水量が多いそう。ゴールデンウィークのこの時期は水量は少なめということですが、今年はとりわけ少ないようです。その分岩が露出してくるので、むつかしい瀬もあるようで。
今回のコースはwest-westから上流300メートルあたりからスタート。阿波川口までの役9kmほど。
鉄橋の瀬 – 森囲いの瀬 – 二段滝 – ゴルジュ – 大滝 – 曲がり戸 – プレアド – あどの瀬の合計8つの瀬を下ります。
残念ながら大滝は謎の物体がラフトボートを切り裂く事件が多発しており、原因不明の為ポーテージ。ラフトボートが切り裂かれるならパックラフトは即死でしょう。
流石は天下の吉野川、どの瀬もとんでもない。ただ船が安定しているので安心感がある。いつもは弱気の弱殿さんも今日は強殿さんになっている。我々の仲間のもう一人の女性Aさんもこれくらいの瀬パックラフトでも行けるっしょ!と上から目線の上カラさんになっている。
今日のハッピーラフトのボートは2艇。こちらは我々4人とイケイケのお父さんと中学生の娘さん。もう一艇はキャピキャピした感じの女性陣。此方の船は息もぴったりでゴリゴリ漕ぐ。あちらの船はキャピキャピ言ってる。イケイケお父さんでよかった。キャピキャピ来たらどう対処していいかわからんところだった。途中、面白そうなのでガイドのこぶちゃんに舵を変わってもらう。舵は切れるがとっさにどちら側を漕いでもらう、どちら側に後ろ漕ぎをしてもらうという判断が難しい。自分で漕ぐなら感覚でわかるんだけど。ラフティングはトロ場でどう楽しませるかがガイドの腕の見せ所だと思う。こぶちゃんはとても楽しませんてくれる。定番の飛び込みもある。
イケイケ父さん、イケイケ娘、仲間の真強さんと私が一番高い所から飛ぶ。皆さんさっさと飛んでしまうので、定番のとぼうかなぁ、どうしようかなぁと躊躇するやつが全くなく面白くない。
こぶちゃんが、この瀬泳いでもいいよ!というとイケイケ父さんとイケイケ娘が飛び込む。ついでにこぶちゃんも飛び込んでしまったので、この瀬を自分たちだけで乗り切らなければならない。面白そうなので瀬の中で舵をとる。真強さんも舵取したいというので、2人で舵取り。船頭多くして船山に登るとは良く言ったもので、岩に乗り上げ動かなくなってしまう。4人がそれぞれ中途半端に知識があるので、思い思いにパドルを入れるがバラバラに入れているので、さっぱり効果がない。5分程エイヤーエイヤーと片側によったり引っ張ったりしながらようやく抜け出すことに成功した。いい経験をさせてもらった。こぶちゃんは、今日は楽だなぁ。何にもしなくていい!なんて言ってる。
スマホ水没事件
最後のトロ場でざぶざぶ泳いでいると、泳ぎながらスマホで写真を撮っていた、小歩危を上から目線の上カラさんが、あ!スマホ落とした!と焦っている。紐つけとかなから~。川あるあるですね。小歩危の会心の一撃を食らってノックアウトの上カラさんでした。
川を上がってベースに戻って食事を頂き、またり~。こぶちゃんと小一時間雑談。こぶちゃん情報によりますと、吉野川でパックラフトのガイドをしている男がいるとの事。早速紹介してもらいましたので、次回はぜひ連絡を取ってみよう。忘れないようにリンクを貼っときます。