町民レガッタ
日曜日、町民レガッタ大会に出場し、ぶっちぎりの優勝。全階級全試合を通して、500Mのタイム2分を切ったチームは我々だけだったので、鼻高々である。1:59だったのでギリギリだけど。
当日夜、割烹いまださんで食事をする予定が入っているので、試合後に急いで飯田方面に移動する。遡る事1週間ほど前のお話。ボートの試合翌日の月曜日は世の中秋分の日で祝日だが、弊社のカレンダーは稼働日。
この日はサニーエモーションの南信リバークエスト開催日になっていたが、仕事なので、参加しないないつもりだった。ところが、真強さんが、チャゲさんと肉好きバックマンさんを誘い割烹いまださんに行こうという。肉好きバックマンさんには以前からずっとお会いしたかったので魅力的なお誘い。会社を休むなんてとんでもない!有給なんて一日も使わない!24時間365日仕事の事を考えていたい仕事人間の私ですら、南信ダウンリバーといまださんで宴会とバックマンさんをセットにされるとその魅力にノックアウトである。仕事ができなくて大変残念だが、これはもう行くしかないのだ。すぐに会社休みの申請をする。仕事ができなくて残念でたまらない。ああ残念だなー。まあ一日くらい休んでも誰も困らんだろう。少なくとも私は困らないので良いのである。
割烹いまだに着いたがまだ早く、だれも来ていない。一番乗りだ。8人位に増えたのと、カウンターがいっぱいなのでという事で、座敷を準備してくれていた。8人!?なにやら大変な事になっている。結局、明日サニエモに参加するメンバーが全員来ることになったようだ。アサケンさん、イノちゃん、みやぽん♀になんと柴田さんまで参加、大人数でワイワイやるのは大変楽しい。
途中でなカウンターで飲んでいた、常連のシャチョウさんといまだのおやじとーるさんも乱入してきてもはや何なのかよくわからずカオス。話によると、とーるさん前回私と真強さんが来た時に我々に触発されてパックラフトを買ってしまったそうだ。なんという行動力。
微妙に活舌が悪く、方言がでるのでたまに何言ってるのか分からなくて面白いとーるさんとしゃちょうさんに「ひっくりげえる」と「でんぐりげえる」の正しい用法を習った。とーるさんとしゃちょう明日我々の雄姿を見に来るそうだ。あんまりかっこよすぎてひっくりげえら無いよう注意してもらわなければ。
週末雨予報だったのが、ほとんど降らず渇水気味なようで、本日夜の降雨に期待しながら、車中泊。夜そこそこ雨が降ったが大雨が降ったような感じではなく、朝道すがら川を見ても水が多いようには見えない。水少ないなぁと文句を言っていたら、午前中大雨が降る。余計な事は言うもんじゃない。運転中、前が見えないほど降ってきた。
集合場所の停車場に着くとなんと、本当にとーるさんとしゃちょうさんがいるじゃないですか!驚きの行動力である。まさか本当に来るとは!ひっくりげぇった!11時ごろには雨も小降りになり遅めのスタート。本日は遠山川上流部から下る。久しぶりの遠山川ですが上流部分は初めて。
土砂降りの後なので、川の水がコーヒー牛乳のようなマイルドな色合いになっている。コーヒー牛乳の注意点のおさらい。見えない岩に注意すること。できる限り、ホールは避けること。無理をしない事。コーヒー牛乳と間違えて飲まない事。これだけ濁流だと、柴田さんの名言、濁流だけど透明だったらウキウキしてくるでしょ!ってやつを聞けるかもとワクワクしながら待っていたが一向に言う気配がない。完全に予定外という顔をして、いやーまいったなぁ、などと呟いている。
遠山川は私的に言う所のヒラヒラ系の川なので、岩を避けていかなければならない。濁流のせいで岩がほとんど見えないのだ。こりゃ、今日は苦労するかもしれないなぁ。スタートしてすぐにちょっとした瀬があり、とーるさんが動画を撮ってくれた。有難い。濁流すぎて、波なのか岩があるのかさっぱり分からず困る。
気が付かずに岩に乗り上げヒヤリとする。2つ目の瀬で全員無事クリア。ラストの私、瀬の最後で石に乗っかり序盤からフリップ。集合場所に向かう道すがら、イノーちゃんに私フリップしないから大丈夫みたいなことを言っていたのに、早速フリップいや、ひっくりげぇってしてしまった。本当に余計な事は言うもんじゃないね。
すぐ下の瀬をスカウティングする。う~ん、岩があるのかないのか、さっぱりわからん。行ける気がしない。ここで柴田さん、決断を下す。よし!止めて別の川へ行きましょう!開始30分で午前終了。洞窟みたいな所を通ってスタート地点にもどる。こういう所はワクワクする。後ろで女性陣がキャーキャー言っているのが聞こえる。私の後ろ姿がそんなに素敵だったんだろうか?照れるなぁ、ちょっとポーズをとってみようかしらと思ったら、どうやらヒルに騒いでいたようだ。
午前中の遠山川は私がひっくりげぇっただけで終わるという、悲しい結果に終わってしまった。次回是非遠山川上流部リベンジしたいところだ。
和知野川へ
午後は和知野川へ移動。前回と同じ、二瀬キャンプ場から和知野キャンプ場までを下る。相変わらず濁流ではあるが、遠山川がコーヒー牛乳だったのに対し、此方は薄めのコーヒー色。牛乳が混ざってない分、まだ若干の透明感がある。やはりコーヒーはブラックに限るのだ。
下る順番好きな位置
今回、一番最後と一番最初両方やってみて気が付いた。最後だと待ち時間がさみしい。前に下っている人がフリップしたりワチャワチャやっているのに、上流でボッチ。ワイワイ楽しそうだなぁ、何やってるんだろうな~と思いながら上流で待つ。寂しい…キャンプでいつも一番最初に寝てしまい、私が寝た後に楽しいことがあったんじゃないかといつも悔しい思いをしているがそれと似ている。
小さなエディにエディキャッチとストリームインにトライ。ストリームインの際に本日2度目のフリップ。課題はリーン(カヤックを傾け船底で水の力を受ける)私は勢いを付けずにテキトウに本流へ入ってしまったのと、リーンが全然できていない為、水圧を上流側のデッキに受けひっくりげえってしまった。
発電所手前の瀬、前回もポーテージ、今回もポーテージ。どうも2段目のホールがエグイらしくハマると船が取れなくなるらしい。コース取りをうまくすれば何とかなりそうな気はするのだが、スタートも遅かったので、この時間から船回収にてこずるのは嫌だなぁという思いと今週末ボートの全国大会なので怪我したら嫌だなぁという気持ちで断念。後から沸々とやっとけばよかったという気持ちがわいてくる。次回はトライしてみよう。
川から上がりいつものコスモスの湯で気持ちよく風呂につかり、出ようとしたところで足首が大惨事になっていることに気が付いた。ヒルにかじられていたようだ。なんかかゆいと思ったんだよね。痕から血が流れて血まみれになっているではないか!ヒルはすでに剥がれて付いていないがどこで落としたんだろう。ヒル風呂になってるかもしれない。大変なことだ。