バフバフのかぐらスキー場バックカントリーと白馬五竜&47スキー場

木曜日、鍋ちゃんチンが興奮気味に湯沢の大雪情報をラインしてくる。それにブー隊長が反応。1泊で行こうと言う。私はというと、もともと会社の女の子に連れて行ってくれと言われていたが、どうも、大雪情報を見てしまうと会社の女の子を連れて行っている場合じゃない気がしてきた。世の中、新型コロナの影響でイベントは自粛モードである。会社の女の子が自粛した方が良いですかね?と聞いてくるので、大変神妙な顔をして、大変残念だが自粛した方が良い!また今度連れてってやるよ!と答えておいた。また今度は来シーズンだろうけど。

そしてかぐらへ。

3/7 ブー隊長の車で、鍋ちゃんチンと3人で出かける。問題は、鍋ちゃんチンは高速に乗る前に後ろの席で爆睡。ブー隊長も任せたと言い残し、隣で酒を飲み始めた。こらぁ困ったオッサン達だ。運転する気が全くない。片道300Kmもあるというのに。酒くせーし、イビキはうるさいし勘弁してほしいものだ。

夜明け前に何とかかぐらまでたどり着き、ひと眠り。鍋ちゃんチンもブー隊長もかぐらって近いね。すぐ着いたねと訳の分からない事を言っている。それは寝ていたからですよ!鍋ちゃんチン情報によると、木、金は雪が降ったのだが、山頂のリフトが強風で動いていなかった様子。その後の本日土曜日である。誰も滑っていない新雪が残っているはずなのだ。期待も高まる。

下のゴンドラが動き始めてから、山頂リフトが動き始めるまで1時間。何本か滑り、山頂リフト行列に並ぶ。ゲートが開きパウダージャンキーたちは一斉にダッシュしてリフトへ向かう。スケーティングが好きではない、ブー隊長は板を外して悠長に歩いている。

鍋ちゃんチンと私はダッシュの甲斐あり中々いい位置に並ぶことができた。ブー隊長はのんびり歩いているのでかなり後方にいる。リフトから下を眺めると真っ白な誰も滑っていない雪面が見える。リフト中腹頃に差し掛かるときれいな弧を描きながら、ポツリ、ポツリと下りてくるジャンキーたちが出てきた。

鍋ちゃんチンが、山頂で隊長待たなきゃダメかなぁ?せっかく走ったんだし、とりあえず1本滑っちゃおうか?と薄情ではあるが素敵な意見をおっしゃる。年の順は鍋ちゃんチン>ブー隊長>私なので鍋ちゃんチンが待たずに滑ろうというのであればそれはもう仕方がない。私もサラリーマンなので仕方がない。本当ならブー隊長を待っていたい私情はぐっと堪え、上司のいう事を聞かなければならない。サラリーマンは辛いなぁ。

とりあえず、1本。もう最高である。300km走ってきた甲斐があったというものだ。最高の雪に出会うためには300km位苦にならないね。と鍋ちゃんチン。大好きな女の子に会いに行くのに、300km位苦にならないのと一緒に違いない。だがしかし、よく考えたら、鍋ちゃんチンは寝ていただけなので、何にも苦労していないぞ。

登頂開始

降りてきてもまだリフトは大渋滞。流石にブー隊長もリフトには乗ったようで、もう見当たらない。ブー隊長は最高の1本を滑らずリフトの降り口のところで待っていた。勿体ない。

ここから、スノーシューに履き替え、山頂を目指して登る。登り途中、ストックのバケットを破損今年は道具がよく壊れる。

ブー隊長と鍋ちゃんチンはずっと寝ていたくせにすぐにヘロヘロになり、私の踏み後をノソノソと登っている。振り返ると、ゼーゼーハーハー言って二人が付いてこないので、仕方がないのでしばし待つ。

一時間弱かけて山頂にたどり着いた。ブー隊長は休憩!と言い座り込んだ。何やら酒でも飲み始めそうな予感がする。素晴らしい斜面が私を食べて~と待っているのに、座り込んでザックを開け始めた。

これは冗談ではない。誰かに寝取られてしまうではないか!私1本滑ってまた登ってくるので、ちょっと言ってきます!と言い放ち出かけようとすると、鍋ちゃんチンが賛同。ブー隊長も渋々じゃあ一本滑るかと動き始めた。

今日の鍋ちゃんチンはファインプレーが目立つ。1本登ってきた方の斜面を途中の平坦なところまで滑り降りる。最高に気持ちが良いので、もう一本やりましょう!というと2人とも賛同。また上り返し、2本目を滑る。登り15分下り15秒。2本目を滑り降りたところで、流石におじさん2人はバテたようで、休憩タイム。ダラダラと酒盛りが始まる。ブー隊長はこの時間が好きなんだそうだ。

相変わらず鍋ちゃんチンのザックはツマミが幾らでもでてくる四次元ポケットである。当初、山頂から尾根伝いに歩き大斜面を滑ると言っていたのに、2人が何やらもう疲れてしまったのか、ここから降りよう、大斜面の方はみんな滑ってるから、この時間から行っても、もう滑り痕だらけだ、(ダラダラのんでるから~)

こっちはまだ誰も滑っていないから雪面がキレイだ(もっと楽しい斜面があるから雪面がきれいなままなんじゃないか?)リフト券も一日件買ったからゲレンデも滑ろうだの言い訳が始まる心の中で反抗したが聞こえていない様なので、渋々従う。サラリーマンは辛いのである。

かぐらスキー場バックカントリー

3/8 白馬五竜&47へ。

私も鍋ちゃんチンも白馬五竜&白馬47の前売りが1枚余っていた為、2日目は五竜へ。かぐらから五竜まで一時間ちょっと。素泊まりの宿に泊まり、スーパーで買い出しをして、部屋で飲む。それにしてもこのおじさんたちは一日中飲んでいる。四六時中運転しているので、さすがに私はクタクタでボトルで買ったウイスキーを飲むと耐えられなくなり、就寝。

翌朝、ブー隊長が、鍋ちゃんチンのイビキが左側でゴーゴーうるさいし私のイビキもうるさいし、全然れられんかったと文句を言っていたが、一番近くの私は私のイビキがちっとも聞こえなかったので、私はイビキをかいていないと思うのだ。

朝外に出ると雨が降っている。ちょっとテンションが下がるが、山頂は雪に違いないと気を取り直して五竜へ。新型コロナウイルス対策として、ゴンドラの人数を普段の半分に制限して運航していた。私はJFOのイベントでもらったバンダナをマスク代わりにして乗車。ちょっとおしゃれ。

新型コロナ対策として、ゴンドラは人数制限をしているのに、リフトは無理やり空きスペースに知らない人を座らせようとする。クワッドリフトに我々は3人なので、係員が1人の人を誘導。ペアリフトの場合も、無理やり1人乗せようとする。これは係員がリフト待ちを少なくする為、一生懸命効率よくリフトを回そうとしているのだけれども、新型コロナ対策としてゴンドラ制限するなら、リフトも一人か同グループだけで乗車させた方が良い。と世の中の自粛モードの中遊んでいる分際で偉そうな事を考えてみる。

10時になると、休憩だと言い、おじさん達は酒盛りを始めた。11時になると腹が減ったといい、食堂へ移動。12時に漸く再開。1本滑ると、ブー隊長は寝不足だから車で寝ると言ってリタイヤ。

真強さんと肉しろ兄貴も本日は五竜&47にいるという。一緒に滑りたかったが、おじさん方がグタグタなので、やめておく。

リフトに乗っている時、鍋ちゃんチンが今日の晩飯、隊長何が食べたいって言うかなぁ?昨日ラーメン食べたから今日は絶対そばって言うよね?という会話をした。隊長は予想通り、そば食べに行きましょうといったのだった。

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