八ヶ岳(赤岳~硫黄岳縦走)&沢登り②

悪天候の為、縦走を諦め赤岳から降りた。くっきー&へろへろ鍋チャンチンはここまで。2人とお別れをし、中津川の阿木川を目指す。3連休の3日目は阿木川の沢登り予定。

八ヶ岳登山と沢登り計画。縦走メンバーと大同心メンバーに分かれて行動。悪天候で…

温泉に入り、買い出しを終え阿木川の沢登りスタート地点付近でテントを張る。そして本日も大量の酒類が持ち込まれ、ひたすらに宴会が続く。あまりに酔っぱらい過ぎてもう寝ますと真っ先にダウン。

この人たちの肝臓、超人的過ぎる。朝起きると、額が切れている。なぜ?聞くとお前、寝たと思ったら気持ち悪いといって四つん這いでテントから飛び出してげーげー吐いとったで~。その時に切ったんじゃない?と。記憶がない。

朝ご飯は昨日買ったカップラーメン。私は何と大好きなチーズカレーを買ってしまっていた。二日酔いの朝から最も食べたくない食べ物である。マジか!気持ち悪い。カレー食いたくない…とブツブツ言っていると、まーちゃんが、可哀そうだから私の味噌味と替えてあげるわ。と交換してくれた。昨日に続き命の恩人である。

私は、下るのは毎週の事であるが、遡上するのは初めての経験。事前に持ち物を聞くと、川の靴とラッシュガードがあれば後山の格好でいいから!という返事だったのでそうした。ハーネスを借りて装着。

Tシャツに山用のペラペラパンツに夏川用のラッシュガード。山用のヘルメット、ライフジャケット未装備、ザックは山用アタックザック。ライフジャケットを付けずに川に行く人の気が知れないが、そういうものなのだろう。

朝、あんなに気持ちが悪くてもう帰りたかったのに、川に入った途端に元気になってきた。川は私の元気の源なんですな。

暑い日差しの中沢を登るのはかなり楽しい。基本的に沢を歩くのは慣れていると言えば慣れているので、ひょいひょいと進んでいく。登れない滝の遠巻きルートを探すのも慣れているし、意外と何とかなるもんである。

川の中を泳いだり、7~8メートある滝をよじ登ったりしながら進む。

途中、私の存在に気が付いていないイワナと至近距離で遭遇。暫く見ていたら、私に気が付きびっくりして逃げた。

暫く行くと、両岸が切り立ち日が差し込まなくなってくると寒くなってきた。日が差し込まない川は寒いのである。私はそのことをよく知っているし、対策する為のウエアやギアも持っている。ウエットの上下持っているし、ドライバックも持っているし、メッシュのザックも持っているし、フローティングのロープも持っている。でも今持っていない。

ああ寒い。

みんなクライマーだけあって岩を登る技術は流石で、こういう技術をちゃんと身に着けておくと何時かカヤックでクリークをやる時に確実に役に立つだろうなと思う。

沢登りは川から上がったらどうするのかな?と疑問に思っていたが、普通に川沿いの道を歩いて戻った。森の中なので日がささず、ずっと寒い思いをしたのだった。パックラフトで下って帰りたい…

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