夏休みもそろそろ佳境に差し掛かる。山を無事降りた私は、本日はサニエモの南信ツアー。夜、道の駅でねる。おじいちゃんみたいに3時起き、7時に寝るような生活をしていたので、朝早く起きてしまう。ぽつぽつ雨がふっている。
GO Pro復活
家で、山と川の準備をしているときに、壊れて動かなくなったGO Proを発見した。どうせ直らないなら分解してみようと思いつく。何を隠そう私は理系の分野が大嫌いなのだ!こんな私が分解したら、直るもんも直らんだろうが、どうせ直らんのだから好きにしてやろう。へっへっへ、覚悟しておけー。
その前にもう一回充電してみるかと、線ぶっさしてみると…ん?ライトが点灯した!あれ?充電できるぞ。これまでウンともスンとも言わなかったのに。電化製品というやつは酷い目にあいそうになると急に此方に媚を売ってくるらしい。昔からテレビは叩くと直るっていうしな。
大増水の和知野川
遠山川か阿知川かなぁ?他に川あるのかなぁと思っていると、和知野川だという。柴田さんの引き出しの多さに感心する。どうやら水が多くないと下れない川だそうで、この雨に感謝。かなり強めに雨降っているが、どうせ濡れるので全く気にならない。山に登っていたので全然知らなかったが、どうやら台風が来ているらしい。カワウソおやじがLINEで台風がどうとか言っていたので、台風来ているの知らんと答えたら、ノー天気な登山家じゃぁと笑っていた。
本日のメンバーはサニエモの中でもコアメンバー。超ハードリピーターの集まり。スーさん、宮ポン♀、ご老公と新参者の私。ご老公がいらっしゃるなら、スーさんは助さん、宮ポン♀はお色気担当のお銀!?私はウッカリ八兵衛か!?いかんいかん、脳内劇場が始まってしまう。
上流へ、更に上流へ
とりあえず上流へ行って川を眺める。柴田さんがどうですかこんな感じなんですが、と言った後に急にスイッチが入った。みんなもっと激しい方がいいよね!もっと上流行きましょう!と。かなり上流へ移動を始める。上流の方は道が悪いから、土砂崩れとかあると帰れなくなっちゃうんですよ!とか言っている。途中ダムの放水をしています、危険なので川から離れてくださいと放送が聞こえる。おいおい大丈夫なのか?面白いけど。
和知野川は先日下った阿知川に雰囲気がよく似ている。当然と言えば当然で、阿知川と同じ天竜川の支流である。天竜川の右岸に流れる川は水が濁りにくいそうだ。
岩を右へ左へ避けながら下る、ヒラヒラ系。楽しい。お銀さんが岩に引っ掛かりフリップ。びしょ濡れになっていた。お銀さんと言えば濡れ場ですから!長い瀬に差し掛かるとみんなでスカウティング。柴田さんが見本を見せてくれる。最後大岩から左へ行ったところ、ぶら下がっている枝が意外と固くて邪魔だったそうなので、右から行くことにする。
頭に枝をくっつけて長い瀬をうまく下った所で午前の部終了。中々激しい川である。車を回送しながら、昼食噛み噛みでスタート地点へ移動。
相変わらず、ダムの水を放流しています。直ちに川から離れてくださいの放送が流れている。柴田さんはうるさいなぁ、テンション下がりますね~こんな事初めてですよ!と言っている。あれ、普通に川下ってたから、大丈夫だと思ってたんですが、こんな事初めてなんだ?とは言わないでおきました。
午後も相変わらず、瀬が激しい。ご老公が凶悪なホールにつかまり、フリップ。船が流されていく。柴田さんがずいぶん先まで追いかけて回収し、歩いて帰ってくる。皆、凶悪なホールを認識し、ホールを避けてグリーンウォーターをうまく通過したつもりでしたが、柴田さんにはコース取りが気に入らなかったらしく、猛烈に駄目だしを食らう。パックラフトはホールをいかにうまく避けるかを考えて!みんな、ホールに引きずられていた!もっと左から避けて!今のホールの避け方見ていて不安になったので、コースを変えましょう!と。
たぶん、もう流された船を回収しにいくの嫌なんだろうなぁ、疲れちゃったんだろうなぁ。という事で、上陸し再度車の回送。スタートを二瀬キャンプ場、ゴールを天竜の出会いまでにし、再スタート。
ここも水が少ないと下れないそうだ。上流部分と比べると、瀬も激しくなく、楽勝モードである。少し拍子抜けである。重鎮達がフリップする中、私今日はノーフリップ。ずいぶん上手くなったものだ!もう、フリップなんてする気がしねぇぜ!なんてね。さぁ、下の動画を見てくださいな!
左の岩にぶつかったピローに見事にひっくり返されました…一瞬すぎてブレースを入れる間もなくやられました…うっかりしていましたよ。その後何とか再上艇に成功したので、少し満足。パドルの持ち手に迷いました。あと5秒は縮められるはず。