四国遠征3日目は憧れの川、四万十川。朝の片づけをぐずぐずしていましたので、時間が無くなってしまい、憧れの川なのに、ショートコースに。片付けがぐずぐずなのは昨日今日始まったことではないのですがね。本日はふるさと交流センターから、こいのぼり公園までを下ります。午後1時ごろふるさと交流センターをスタートし、こいのぼり公園には3時頃に到着しました。
流ちょうな関西弁を使いこなす謎の外人
まさにスタートするよって時に、謎の外人に話しかけられる。どこまでいくん?一瞬英語がすんなり入ってくると錯覚しました。関西弁じゃないか。毎年休暇を四国で過ごしているそう。うらやましい。名前をフーバーさんと言います。のちにこのフーバーさんと奇跡の再開を果たすことになるとはこの時は誰も思ってもみないのでした。
細々の瀬で沈
細々の瀬でカープ先生がフリップしました。直前の岩に引っ掛かりわかりやすいフリップ。目の前でフリップしました。瀬にはいる直前でしたので、仕方がないので泳いでもらうことにしました。カープ先生の赤いヘルメット目立ちますね。川で流されたときは赤が生える。岩の上にカメラを構えた人影が見えます。人が流される写真を撮るのが趣味なんですかね?
この後、先生は岩場のエディに入り何とか上陸しましたが、パックラフトは対岸。泳いで対岸まで行ってもらおうと思いましたが、疲労困憊のご様子。仕方がないので、私の後ろにぶら下がってもらい、フェリーグライドで運搬こ試みました。ビックリするほど、漕いでも漕いでも前に進みません。先生!もう泳いで!と言っても、意地でも手を放してくれません。こりゃぁ一緒にどこまでも流されるかもしれんと思い、バタ足して!と指示。何とか対岸にたどり着きました。人一人ぶら下がると、ここまで影響が出るのかと驚きです。皆さん要注意ですよ。
この後、カープ先生は疲労困憊と腰を強打したそうでリタイヤ。四万十川の洗礼を受けました。フェリーグライドのテクニックを磨く必要がありそうです。
小貝の瀬
この区間の大きな瀬は細々の瀬と小貝の瀬の二つのみ。全体的にはのんびり下れます。この2つの瀬はパワーはそこそこありますが、岩が入り組んでいるわけではないので、比較的素直にまっすぐ下れば難なくクリアできます。最後の小貝の瀬は2又に分かれており、右ルートか左ルートで難易度が異なります。スタート地点で知り合ったフーバーさんに右から行くか左から行くか聞かれたので、どっちが面白いか聞いてみたところ、左は落ち込みがチャレンジだが、それだけ。右は長く楽しめると言っていたので、全員右ルートを選択。ここでも、岩の上で写真を撮っているおじさんがいました。あれ?さっきカープ先生が流れているとこ撮ってた人?
よく見ると、フーバーさんじゃないですか!?なにこの外人。おいしいところに現れては写真を撮ってくれてたの?フーバーさんと奇跡の再開を果たしゴールです。実は瀬の中の写真は全部フーバーさんが撮ってくれた写真なんです。いい仕事します。
今回はゴールデンウィークということもあり、大混雑のこいのぼり公園でしたが、ゴールするころには人も駐車場もだいぶん減りました。この日は午後3時ごろから雷雨の予報だったのと、朝ぐずぐずしていたので、ショートコースとなってしまいましたが、次回はもっとしっかり漕ぎたいですね。
四万十川うなぎ!
四万十うなぎの鰻丼。どーんと一匹、尾頭付き。ご飯サービスで大森にしといたよ!ってすごい量。窪川のうなきちというお店でいただきました。
四万十川の感想
小学生のころ釣りキチ三平で赤目という怪魚が四万十川に生息していることを知り、憧れつづけた四万十川。憧れが強かったのもあり、川に貫録を感じました。どっしり構えていらっしゃる。川の神様番付があるとしたら、大関か横綱でしょうよ、この貫禄は。最後の清流といえど、河川の汚染は進んでいるようで、残念ながら素晴らしく綺麗な川ではなくなっています。憧れの川四万十川が汚れていくのはとても残念なことです。次の世代、その次の世代に綺麗な川を残し続けていきたいと考えながら、吉野川へ向かいます。